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2022.03.31お知らせ

第2回 日本世代間交流学会誌 論文賞/奨励賞発表

前年度発行誌を対象とした論文賞/奨励賞の選定が4月より行われ、10月2日(土)開催の第12回全国大会内総会にて下記の通りに決定致しました。


【論文賞】

該当投稿なし


【奨励賞】叶内茜 先生

ご所属:川村学園女子大学生活創造学部

受賞投稿:2021年3月発行 Vol.10 No1,No2合併号 掲載

     若手家庭科教員が抱える世代間交流の課題

     ― 乳幼児と中学生のふれ合い体験の実践に着目して ―


受賞者よりコメント

この度は、第2回日本世代間交流学会誌奨励賞をいただきまして、大変光栄に存じます。

本研究は、中学校家庭科の「ふれ合い体験学習」において、中学生と乳幼児の交流を企画・運営する立場にある若手家庭科教員がどのような点に実施上の困難を抱えているのかを明らかにしたものです。

学校現場で世代間交流を実施するためには、座学の授業よりも多くの準備や調整を要しますが、そのぶん異世代との交流から学べることはとても多く、子どもたちにとって豊かな経験ができる貴重な機会になっていると感じております。

本研究にご協力くださった中学校の先生方、ご指導くださった東京学芸大学 倉持清美先生に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。



【奨励賞】    相良友哉 先生

ご所属:東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム

受賞投稿:2021年3月発行 Vol.10 No1,No2合併号 掲載

     首都圏高齢者のボランティア活動頻度と心身・社会的状況との関連

     ―世代間交流型ボランティアを行う高齢者を対象として―


受賞者よりコメント

第2回日本世代間交流学会誌 奨励賞をいただきまして、とても光栄に思います。

本研究は、高齢者のボランティア活動のひとつの形態として、子どもへの絵本読み聞かせ活動に着目し、高頻度で活動している高齢者の特性について検討をしたものです。

共著の先生方の助言はもとより、アンケート調査に快く回答してくださったシニアの皆さんのご協力があって、この度の受賞を実現できたと考えております。

この場を借りて、すべての皆さんに心より感謝を申し上げます。
今後とも、世代間交流学の発展に寄与できるような精進してまいりますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。



表彰式は第12回全国大会で行われる予定でしたが、オンライン開催だったため告知のみと致しました。また、後日、受賞者には学会より表彰状と副賞が送られました。